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2024年度IUHW奨学金授与式を開催しました

 アジア各国からの留学生をフルスカラシップで受け入れる2024年度IUHW奨学金の授与式が4月24日、東京赤坂キャンパスで行われ、5か国11人(モンゴル4人、ブータン、ミャンマー、ベトナム各2人、カンボジア1人)に証明書が授与されました。11人はいずれも医学部1年生で、ブータンから奨学生に選ばれたのは初めてです。
 高木邦格理事長は「優秀な成績で6年後には医師国家試験に合格し、2年間の研修が終われば、母国に帰って母国の医療に尽くす気持ちで頑張ってほしい。健康に気を付けて、日本の良い文化・伝統にも触れ、有意義な6年間の学生生活を送ってください」と激励しました。
 鈴木康裕学長から証明書が1人ずつ手渡された後、各国を代表して5人が、学び始めて間もない日本語で抱負を述べました。

  • ブータンのリグゼイ ラモさん「良い医者になることを目指して歩み続ける中で、困難に出合った時も仲間がいることを思い出したい」
  • カンボジアのクオチ ソウリドさん「国際的に活躍できる優れた医師になるために、この6年間だけでなく生涯にわたって研鑽に励むことを誓います」
  • モンゴルのイベール ウーガンバートルさん「日本と母国の双方に貢献できる医療分野の専門家になるため、勉学に励み、優れた医師になるための知識と技術を身につけていきたい」
  • ミャンマーのエインダレィー チー ピューさん「私の夢は母国だけでなく、日本や世界の医療に貢献できる医師になることです。奨学生全員が互いに支え合い、一緒に成長してきたい」
  • ベトナムのルオン トゥン ラムさん「有能な医師になることをずっと夢見てきましたが、それを実現する時が来ました。応援してくれる皆さんの期待に応えられるようベストを尽くします」

 この日の式には出席できませんでしたが、公衆衛生専門職大学院の3か国3人(ブータン、モンゴル、タイ各1人)にもIUHW奨学金が授与されます。